マンション駐車場問題への取り組み

マンションなど集合住宅には生活の利便性の為に駐車場設備が附帯されています。敷地の関係から機械式駐車場設備が設置されているケースも少なくありません。近年、マイカー保有率の低下や車両規格の観点からの既存機械式駐車場設備とのミスマッチの問題がクローズアップされるようになりました。 また従来より機械式駐車場には保守メンテナンス費用などの高額なランニングコストの問題も指摘されています。
弊社ではこうした増加傾向にある機械式駐車場に関する諸問題の相談について対応しております。

よくある駐車場に関するご相談

  • タワー式・パレット式など機械式駐車場のランニングコストの件
  • メンテナンス会社との契約内容に関わる件
  • 大型車輛規格への変更改造の件
  • 機械式駐車場から平面や自走式駐車場への変更の件

事例1 神奈川県 Iマンション

総戸数
701戸 5棟
竣工
平成26年

相談の内容

  1. 故障が頻発し、車の入庫・出庫ができないことがある。また、入庫できる車両サイズに制限があり、駐車場稼働率の低下が発生している。
  2. 故障が頻発しないように適切なメンテナンスを行うためには、今後20年で約20億~30億円のメンテナンス費用が見込まれる。
  3. 2.のメンテナンス費用を捻出する為には、駐車料金を大幅に値上げし近隣相場からかけ離れた金額に設定しなければならない。駐車場料金を値上げした場合外部駐車場への流出が考えられ、更なる駐車場稼働率の低下も懸念される。

解決方法の提案内容

パレット式機械式駐車場を撤去し連続傾床タイプ自走式駐車場に建て直す計画を立案した。このタイプはスロープを必要としないために効率的な駐車台数の確保を行なえるメリットがある。
また、可動部分が無いので保守メンテナンス費用の低下も見込める。
法的問題の検討についても建築基準法・消防法・他関係法令に定められている条件などを行政機関に問い合わせ相談を行い、自走式駐車場を建築する上での法的制限を一つ一つクリアするように設計提案を行った。


検討方法

組織された駐車場問題専門の委員会を窓口とし、弊社と一体となって諸課題の解決にあたった。
総論賛成・各論反対の中、合意形成を慎重に行う為、小単位での説明会や報告協議会を何度も行い、一人一人賛同者を増やした。

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